気まぐれソムリエのワイン語り~その11~




今回はワインではなく、「順番」について・・。


料理に「コース」という順番があるように、飲み物も料理に合わせていろいろ


変えて楽しむことはご存知だと思います。


一般的に・・・(古典的フルコースの順番ですが・・)




 オードブル

 スープ

 魚料理

 アントレ(最初の肉料理)

 グラニテ (シャーベット)

 ロティ(ロースト・鳥獣肉の塊をオーブンで焼いたもの)

 野菜料理(サラダ等)

 チーズ

 甘味料理(デザート)

 フルーツ

 プティフール(小焼き菓子)

 コーヒー




・・・なんてここまで忠実にフルコースを体験することは、なかなかない経験だと思います


(金額も「0」が何個つくのかわかりません・・・。)


 こんな時は料理が始まる前から飲み物の「コース」も始まります。


食前酒のカクテルから始まり・・・・


食中酒を数種類に、食後酒に、シガー(葉巻)まで続くかもしれませんね(笑)  


とはいえ・・最近の主流は・・


 軽い前菜

 前 菜

 スープ

 魚料理

 肉料理

 デザート

 コーヒー


といった感じが多いと思います。


コースによって前菜や魚料理がなかったり


前菜の後に軽い肉料理が増えたり、いろいろあるかと思います。


「飲み物の順番」として・・


酸味のある食欲を増進させるような食前酒


軽い白


華やかでふくらみのある白


軽いチャーミングな赤


どっしりとした重厚な赤ワイン


満足感を得られるようなアルコール度数の高く香り高いリキュールや蒸留酒



・・ここまで楽しむのもまた・・お財布と相談が必要となりそうですが・・。


忘れてならないのが


呑んだら運転しない


なので、アルコールを飲まない方も増えてきました。






・・が私も「シニアソムリエ」名乗る以上・・是非!!


せっかくの料理にワインを楽しんで頂きたいです。(←切実(笑))


ワインは温度や料理、一緒に楽しむ方によって味わいが変化する飲み物です。


「誰とでも どこで飲んでも 同じ味」





ではありません!!(断言)





せっかくのワインなら、より多くの方に、より美味しく楽しんで頂きたいと思っています。


ワインは白も赤も冷たい時は酸味が引き立ちますが温度が上がれば果実味と

言われる旨味が引き立ちます。


もちろんグラスの形も大事です。


料理の味わいによっても変わります。


赤も白も同じグラスで・・・なんてもったいない!! 


現在、ワイングラスメーカーはそれぞれのワインに合わせて多種多様な形状のグラスを作っています。


冷たい温度では爽やかですっきりとした味わいが楽しめますが、香りは温度が上がるほどに溢れてきます。


私自身、サービスするときは(たとえグラスワインでも)グラスを変えて提供することはよくやります 



先日も、同じテーブルでお二人のの好きな味わいが、違ったのですが


グラスの大きさや形を変えることによりお二人で同じワインをお二人で楽しむ時間を過ごしていただけました。  


で、長くなりました(笑)が、私のおススメは


 泡 ( スパークリングワイン・シャンパーニュ や ビール )


または 白ワイン


で スタート して(白が好きな方はボトルで、赤が好きな方はグラスで)


 赤ワイン


肉料理が終わってももう少し楽しみたい方には


食後酒に「グラッパ」や「カルヴァドス」などをデザートと一緒に・・。


って感じです。




ふわふわして心地いい感じで自宅のベット「バター――ンっ」・・なんて夢のようです・・。




さぁ!!!




是非、あなたの大切な時間を美味しい料理とワインで楽しみませんか?





気まぐれに2階でお会いできることを楽しみにしています。





安田寿子

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