気まぐれソムリエのワイン~その13~
酷暑が続いてますね
こういう日が続くと炭酸の泡だけじゃ物足らなくなってきます(笑)
先日、2階のディナーコースの前菜にカクテルグラスでグリーンスムージーが
盛り合わせに登場していました。
そして、コースの中のスープがガスパチョという水分を一切加えずにトマトやキュウリといったこの季節に一番おいしい野菜だけで作る冷たいスープになったりと私自身が座って頂きたいくらいでした(笑)
体に優しくて美味しい料理をお客様にお届けできるのを嬉しく感じながらサービスをしています。
さて、暑すぎるとなかなか濃厚どっしり赤ワインよりも爽快感溢れる飲み物がキラキラ
して見えるのは私だけではないとおもいますが
今回は簡単なフルーツとワインの飲み物
サングリア
をご紹介したいと思います。
いわゆる「フルーツとワインのカクテル」ですが、変幻自在で言い方を変えると「ワインの中にフルーツで味や香りを加えたもの」です。
20歳未満の方ならワインをジュースにしてがぶ飲みしていただけます。
泡を含んだものなら、目にも鮮やかでより「センス」の良さをアピールできるかもしれませんね
基本は・・・特にないです(笑)
気をつけて頂きたいことは・・
高いワインは使わないことです。
できるだけ、開封簡単な「スクリューキャップ」式の1000円でお釣りがくるような
安いワインで。
スパークリングワインを使わなくても・・・
アルコール度数は下がりますが「炭酸水」をドカドカ入れちゃいます。
わかりやすく書くと・・・
1 2リットル以上入る容器を準備!!
2 好きなフルーツをざくざく切って入れちゃお!
3 ガンガンに冷えたワインをジャバジャバいれて・・・。
4 出来上がり(^^)
5 コップにフルーツと一緒にサングリアをいれて・・お好みで炭酸水で割ってください。
アルコール度数を下げたくない方はドライフルーツをあらかじめワインに入れたり、
フルーツと一緒にブランデーやキルッシュ(サクランボのリキュール)などを入れるのも
香りが楽しめます。
ワインに漬かったフルーツも楽しんで味わってください!!
意外に、生のフルーツでなくてもOKで、冷凍のイチゴやパイナップル、ブルーベリーも透明感ある赤ワインを使ったサングリアにピッタリです。
雑学的には・・「サングリア」はスペイン語でsangriaは「出血」「瀉血」「流出」を意味します。
語源は「サングレ」で「血」を意味します。
よって基本的に「サングリア」は赤ワインから造ったものを指すので、白ワインから造ったものは「サングリア・ブランカ」と言います。
スペインでも北部南部によって風味づけするものが異なってきます。
が、清涼感あるこのサングリアはよく冷やして楽しむ飲み物には間違いなさそうです。
私的にはワイングラスよりコップでフルーツたっぷり入れて飲みながら食べながら
楽しんで頂きたいなぁと思います。
では、暑さに負けずに・・・たまには避けて涼しく清涼感溢れる飲み物を楽しむ時間をお過ごしください。
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