気まぐれソムリエのワイン語り~その8~
今回は超有名人?フランスは
「ボルドーブレンド」
についてちょこちょこって書いてみたいと思います。
フランの地図をおおまかに?ひし形として見た場合
ボルドーと呼ばれる地域は向かって左の角のすぐ下に位置する辺りになり
大西洋に注ぐ「ガロンヌ川」に沿っているところになります。
川沿いには上流から流れてくる石が堆積した地層が多数存在し、
その砂利層の下には粘土層があります・・・
わかりやすく言うと、水はけのよい地層の下に水を通さない地層があるってことで
植物は懸命に根を伸ばして成長するんです。
なので
1年草のような麦や米は不向きな土壌。
自生していたぶどうの樹と相性のよい環境なので
自然発酵で出来たワインを見つけることは容易だったのかも知れません。
で、話をとっとと進めて・・・
ボルドーブレンドとはなに?
Answer💡
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フランス ボルドー地方で造られるワインの中でも 「ボルドー」を名乗ることを許された赤ワイン用黒ブドウ品種です。
・カベルネ ソーヴィニヨン
・メルロ
・カベルネ フラン
・マルベック
・プティ ヴェルド
・カメルネール
などの品種を使って、美味しいワインを造ります。
そしてこの地方を代表するワインのボトルは「いかり肩」です。
ブルゴーニュの「なで肩」とよく対比されますね。
「いかり肩」はタンニンがしっかりしたワインで
「なで肩」は柔らかな味わいのワインと。
さて、「いかり肩」ボルドーワインですが、香りは大まかに2つのタイプに分けられます。
①ブラックベリー メントール 西洋杉 のアロマ
よく熟した黒い果実、 ほのかにメントールやチョコレート。オールスパイスを思わせるアロマ(香り)を感じることが出来ます。
タンニンが熟していればいるほどより力強い味わいになります。
②ブラックチェリー スミレ ベイリーフ のアロマ
黒系や赤系の酸っぱい果実や、ほのかにスミレのようなアロマも感じられ
酸味が強いほどより軽い味わいがします。
①はカベルネソーヴィニヨンの比率が高いボルドーブレンド。
まとわりつくようなタンニンと緑の胡椒のようなアロマを感じられます。
②はメルロ主体のボルドーブレンドで
①よりもタンニンが滑らかで、赤い果実を思わせる風味が多く感じられます。
さてこのワイン・・・なにと一緒に飲みましょうか!
赤や黒のニュアンスから考えれば、白っぽい肉質は難しいですね。
赤ワインは乳酸発酵もしているので
醤油や味噌などの調味料もよく合います。
ズバリ!!
ハンバーグしかも煮込み!!
デミグラスソース!!
すき焼き!!
ウナギのかば焼き!!
しかも
(山椒添えちゃいましょう!!)
ローストビーフ!!
(グレイビーソースで)
あとは手軽にチーズとか・・・
・・・個人的にはチーズに添えている全粒粉のパンが好きですが
カマンベールチーズ、ロックフォール、ブリー。などなど・・・・・
楽しんでください!!
ワインの王様 フランス ボルドーワイン♡
ボナペティ♪
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